シミ・くすみを消す洗顔方法と洗顔料の選び方

洗顔が悪いと「シミの原因」になってしまう!

顔を洗う、メイクを落とす、女性なら毎日行っている事です。日常的なフェイスケアだからこそ、もし間違った方法で洗顔をしていると肌に大きな負担をかけます。それがシミやしわの原因になっているかもしれません。

シミを作らない「正しい洗顔の方法と洗顔料の選び方」を詳しく説明します。

なぜ「悪い洗顔」がシミの原因になるのか

シミというと、洗顔で「汚れが落ちていない」のが原因で出来ると思いがちです。

確かにメイクが落としきれなかったり、汚れが残っている為に、毛穴が詰まり肌トラブルを引き起こします。ですが、いっぽうで「きれいにしようとする洗顔」がシミの原因となっている場合もあります。

あなたの洗顔方法がシミを作っているのかも!

もしかして、次の3つのどれかにあなたの洗顔方法はあてはまりませんか?

1. 強い洗浄力の洗顔料を使い、熱いお湯ですすいでいる

2. ゴシゴシと洗い皮膚に余計な刺激を与えている

3. 手抜き洗顔で汚れが完全に落ちていない

最初の2つは、「きれいにしよう」とやり過ぎてしまうのが「間違い」の洗顔方法です。

1:強い洗浄力の洗顔料を使い、熱いお湯ですすいでいる

肌の汚れだけでなく、本来必要な皮脂まで全て洗い落としてしまう程の洗浄力は逆に肌トラブルの元です。でも、毛穴詰まりを起こすと言われる「皮脂」を取り除く事のどこが悪いのでしょうか?

必要以上に油分を洗い落としてしまうと、「大変だ、顔の油分が足りなくなってる!」と体がSOSを出します。するとあわてて皮膚の細胞が「油分」を生成します。つまり、油分を落としすぎたせいで、それ以上に過剰な皮脂を作ってしまうのです。

逆にオイリー肌になり、ニキビや吹き出物の原因となり、それが色素沈着してシミになってしまいます。

日に何度も洗顔したり、強くこする洗顔方法、肌に合っていない洗顔料を選ぶとトラブルの元になります。熱いお湯ですすぐと、油分が落ちて「さっぱり」します。

でもその後「さっぱり→つっぱり」になり、肌が乾燥します。乾燥肌はシミが出来やすいので注意しましょう。

2:ゴシゴシと洗い皮膚に強い刺激を与えている

シミが出来ていると、ついつい「薄くしたい」という思いから皮膚を強くこすってしまいます。でも出来てしまったシミはいくらこすっても、絵の具を落とすようには薄くなりません。

顔の皮膚は約0.2mm程度と言われています。こんなに薄い皮膚をゴシゴシ洗ったら、これもまた体がSOSを出します。「何かが攻撃してきてるから、皮膚で防御せよ!」と命令し、角質層が厚く硬くなっていきます。

色素沈着を起こす原因であり、しわになりやすくもなります。メラニンの生成が過剰になり、シミの元にもなってしまいます。

3:手抜き洗顔で汚れが完全に落ちていない

手抜き洗顔は「酔っ払って帰宅してメイクしたまま寝ちゃった」のが代表的で、けっこうありがちですね・・・。

そこまでいかなくても、疲れて帰宅後パッとお湯で洗い流しただけ、とか、ちょっと石けんをつけてパシャパシャやっただけで終わり、というスピード型。

カラスの行水ならぬ、カラスの洗顔!?では、汚れが落ちません。メイクの成分や油分が残っていると、毛穴詰まりを起こしてシミの原因になります。

洗顔のやり方だけではありません。こんな事もしていませんか?

  • 固くごわごわしたタオルで拭いている
  • 1日3回以上、5~6回も洗顔している

せっかくきちんと洗顔しても、その後に固くガサガサしたタオルで顔を拭くのは厳禁です。けば立ったタオルで顔を拭くと酷い摩擦が起きます。

極端なようですが、皮膚をたわしでこするようなものと想像してみて下さい。角質層が傷ついてしまいます。顔のバリアー機能がある角質層が破壊されれば、シミはもとより、色々な肌トラブルを引き起こします。

汚れを落とすのは大切ですが、1日に3回以上も洗っているとなると、これもまた、やり過ぎです。何度も手を洗う人が時々いますが、手が乾燥しガサガサしているはずです。3回以上の洗顔はやり過ぎで、皮膚に必要な油分までなくなり、乾燥肌や敏感肌のきっかけになります。

肌のターンオーバーはご存じですよね? 肌は一定の期間で生まれ変わります。きちんとターンオーバーが機能していれば、古い角質層は自然とはがれ落ちてシミの元になりません。

ですが、乾燥が進むと角質層に十分な水分がない状態となりバリアー機能も低下、ターンオーバーも正常に機能しません。シミを作って下さい、と言っているようなリスキーな状況になっているのです。

シミ・くすみを消す洗顔方法

逆にいえば、きちんと正しい洗顔方法を実践すれば、シミは出来にくくなるという事なんです。くすみ、も、そうです。

くすみは肌の黒ずみや色素沈着、あるいは、なんとなく顔のトーンが暗かったり、キメが荒いために「肌がくすんで見える」状態です。くすみの定義は曖昧ですし、原因も様々です。

実際に多いのは、ターンオーバーが機能せず、古い角質層が固まったまま皮膚に残って「くすんで見える」ケースです。古い角質層を落とし、汚れをなくし、健康な肌を作れば(さらに生活習慣や食生活を見直すと効果的!)、自然とターンオーバーも正常化するのです。

正しい洗顔を続ければ、自然と顔色も良くなり、シミなどの肌トラブルも起こりにくくなります。

では、次にその「正しい洗顔方法」を紹介します。

最も基本的な「正しい洗顔方法」とは

1. 少し「ぬるいな」と感じるお湯にする

2. 最初にざっとぬるま湯で肌を流し汚れを落とす

3. 両手に洗顔料をのせ、しっかり泡立てる

4. 顔に手が触れるのではなく「泡が触れる」ようにして洗う

5. 頬やおでこだけでなく「フェイスライン(顎、生え際など)」も忘れずに

6. 手でこすらず、ぬるま湯をあてるように何度もすすぐ

7. 柔らかく肌触りの良いタオルで顔を押さえるようにして水分を拭く

正しい洗顔方法のコツ1『たっぷりの泡立ち』

手で肌をこすって「汚れを落とす」のではありません。たっぷり泡立てて汚れごと包み込むようにし、それをしっかりすすぐのが大切です。

普段石けんをちょっと両手でこすり合わせたくらいでは、「泡」とはいえません。

この状態でゴシゴシ肌をこすっていたら、摩擦の刺激が強すぎますね。

最低でもこれくらい、泡立てましょう。ちなみにこれ、ごく普通の(よくスーパーにあるような箱入り)石けんですが、それでも両手で時間をかけてこすれば、この程度の泡にはなります。

ネットや泡立ちの良い専用の洗顔料を使えば、もっとモコモコした泡が簡単にできます。泡が手と皮膚の間の大きなクッションとなり、皮膚への摩擦を防ぎながら、汚れもくるみこんでいくのが理想です。

正しい洗顔方法のコツ2『洗顔に適したぬるま湯の温度』

ぬるま湯の温度設定がポイントです。冷たい水でも熱いお湯でも、肌に刺激を与えてしまいます。

洗顔に適したお湯の温度=30度~32度

理由は、30度~32度くらいで肌の皮脂が溶け出す狭間だからです。適度に皮脂を取り除きつつ、ある程度の油分を残すのにはこの温度がピッタリなのです。

熱いお風呂好きの女性には、30度というとかなり「ぬるい」感じです。熱いお湯の方が「汚れが落ちきって、さっぱりした感じ」がするのですが、肌には良くありません。

よく「冷水で洗顔する美容法」も女優さんなどが語っていますが(その女優さんには合っていたとしても)、冷水は赤ら顔の原因になったり、乾燥しやすくなるのでお勧めできません。

32度と言われても・・・という人は、お風呂場なら温度設定がわかると思うので32度に設定し「ぬるま湯の温度」を手で触れて体験してみて下さい。顔を洗う時は「だいたいこれくらいだな」と覚えておきましょう。

正しい洗顔方法のコツ3『外出していなくても肌は汚れている』

メイクした後のクレンジングには気を遣っている人が多いようです。でも朝の洗顔はパッと簡単にすませていませんか。寝ている間も人間は大量の汗をかいています。

1日どこにも外出せず、メイクもしていなかったとしても、皮膚に汚れは付着しています。

何度も洗顔するのは逆効果ですが、かといって「だから夜メイクを落とす時だけ洗顔、朝は濡らすだけ」でもダメなんですね。寝起きに触ると、鼻の頭などがベタついた脂浮きした状態になっている人も多いはずです。

少なくとも朝は低刺激の洗顔料でしっかり泡立てて、洗顔しましょう。そして夜はクレンジングと洗顔をきちんと行い、1日の汚れを落としながらスキンケアをするのが大切です。

シミに良い洗顔料の選び方

どんなにきちんと正しい洗顔方法を実践していても、「使っている洗顔料選び」が間違っていたら結果は同じです。シミの原因になってしまいます。洗顔方法と洗顔料の選び方の2つを正しく行う事によって、肌の健康が保たれます。

敏感肌・乾燥肌・オイリー肌・混合肌・アトピーの人・・・洗顔料の選び方は、肌質によっても違います。「肌のつっぱり感」や好みの泡立ちなどを見て決めましょう。

シミに良い洗顔料とは

人気が高い洗顔料です。

  • どろあわわ

豆乳発酵液を配合し、もっちりした泡がくせになる洗顔料

  • ビオレスキンケア洗顔料モイスチャー

どこでも購入しやすくコスパも良い定番洗顔料

  • ロゼット洗顔パスタ

洗顔料では人気の高いロゼット。石けんタイプの他にニキビ用などもある

  • 雪肌精化粧水仕立て石けん

大人の女性に絶大な人気のある資生堂「雪肌精」の石けん。クリーミーな泡が人気。

やり方を間違えると大変!今話題のこんな洗顔法

ここでは、最近話題になったりブームになった「洗顔法」を紹介します。

「すっきり汚れが落ちる」「毛穴の汚れが落ちた」こんな口コミだけを鵜呑みにしない方がいいですね。

もちろん、合う・合わないもありますが、やり方を間違えると、その新しい洗顔方法もシミの原因になるかもしれません。

手ぬぐい洗顔→逆にシミの原因になることも

ブログから発信され、ブームになりました。手ぬぐいを濡らして顔の汚れをぬぐうように落とします。次に石けんを泡立て、手ぬぐいにからめて顔をなでるようにして洗う方法です。

手ぬぐいの目の細かい繊維が、ちょうど良いクレンジング効果をもたらす、肌がつるつるになると話題になりました。

▼要注意!手ぬぐい洗顔

手ぬぐいといっても千差万別です。最近では100均でも売られていますが、中には粗悪な製造品もあります。生地が粗いもの、あるいはプリント染めはインクのせいで表面が固いといったマイナス面があります。

これでは前述した通り「タワシでこするのと一緒」の状態になってしまいます。強い刺激を受け、角質層を傷つけます。肌のターンオーバーも機能しなくなり、シミの元となるでしょう。

オリーブオイル洗顔→ニキビ肌の人は向いてない

オイル系のクレンジングを使っている人から、「天然成分だから良さそう!」と人気が出たのがオリーブオイル洗顔です。

けっこう面倒な手順で、蒸しタオルを用意し、オイルをなじませてから洗顔し、ペーパータオルで拭き取り、それから蒸しタオルで吹き上げる・・・さらにマスカラや濃いアイメイクは落ちないので別のリムーバーで落としてから行います。

また使用するオリーブオイルは最高級のヴァージンオイルに限るのでコスパもあまり良くありません。

▼要注意!オリーブオイル洗顔

準備とステップが多い洗顔方なので、きちんと正しく行わないと逆にオイルが残ってしまい毛穴詰まりを起こします。また、ニキビ肌の人には向いていません。ニキビの原因「アクネ菌」が、オリーブオイルに含まれるオレイン酸により増えてしまうからです。

重曹洗顔→継続的にやると色素沈着の原因にも

重曹洗顔は角栓がアカみたいに落ちて、肌がつるつるになると口コミから広がりました。重曹は食品にも使われるもので安全性は高いですね。

スーパーの食品売り場で販売されている重曹は、食用で粒子も非常に粗いので、ピーリング効果があるように思えます。でもそこが問題です。

▼要注意!重曹洗顔

重曹の粒子で肌をこするのが「摩擦」となり、肌トラブルを起こしやすくなります。この摩擦を続けると、黒ずみになります。色素沈着によりシミが増える原因にもなります。

正しい洗顔は「シミ消し」「シミなし」美肌作りの基本

様々なシミ消し対策や、美肌作りのローションなどが出ています。でも何より肌の健康を保ち、ターンオーバーを活性化させる基本の基本は「正しい洗顔」です。肌についた汚れと余分な皮脂を落とし、必要な水分と油分のバランスを保つのが、「正しい洗顔」です。

新しい洗顔方法が、一定のペースでネット上で話題になります。個人差もありますから、スグに飛びつくのではなく、効果や肌に合うかを見極めてから行いましょう。